Markdownブロックは、当システムで最も一般的に使用され、かつ強力なブロックの一つです。軽量なテキストプロンプトからシンプルなHTMLスタイリング、さらには基本的なビジネスロジックまで、柔軟かつ多彩な機能を提供します。
1. Markdownブロックの基本機能
Markdownブロックは、その柔軟でオープン、かつ容易に変更可能な特性により、システムのお知らせ表示に頻繁に利用されます。ビジネスモジュール、機能、ブロック、あるいはフィールドにおいても、付箋のようにちょっとしたヒントを表示することが可能です。
Markdownブロックを使用する前に、まずMarkdownの書式と記法に慣れておくことをお勧めします。詳細は Vditorサンプル をご参照ください。
注意:ページ上のMarkdownブロックは比較的軽量であるため、一部の機能(数学式やマインドマップなど)は現在レンダリングをサポートしていません。しかし、HTMLを用いて実装することができ、システムにはVditorフィールドコンポーネントも用意されていますので、お試しください。
1.1 ページ例
システムの「オンラインデモ」ページでMarkdownの使用例を確認できます。具体的な例は、ホームページ、注文ページ、及び「その他の例」セクションに掲載されています。
例えば、ホームページ上の警告やヒント:
注文モジュールでの計算ロジック:
「その他の例」セクション内のガイドや画像:
編集モードに切り替えることで、Markdownの内容を随時変更し、ページ上の変化を確認できます。
1.2 Markdownブロックの作成
ページ、ポップアップ、フォームなどで柔軟にMarkdownブロックを作成できます。
1.2.1 作成方法
-
ポップアップ/ページでの作成:
-
フォームブロックでの作成:
1.2.2 使用例
Markdown記法で ---
と入力することで、水平線(区切り線)を疑似的に作成し、シンプルなコンテンツの区切りを実現できます。以下はその例です:
2. パーソナライズされたコンテンツ表示
Markdownブロックのもう一つの大きな利点は、システム変数の補間をサポートしている点です。これにより、個々のユーザー向けにパーソナライズされたタイトルやヒントメッセージを生成し、各ユーザーがフォーム内で独自の表示を確認できるようになります。
さらに、フォームデータを組み合わせて簡単なコンテンツフォーマットを実現することも可能です。以下の例をご覧ください:
ハイライトされたタイトルの例: # #{{$nRecord.id}} {{$nPopupRecord.task_name}}
中央揃えの仕切りの例:
3. 追加要素でコンテンツを豊かにする
Markdown記法や変数に慣れてくると、HTMLなどの追加コンテンツを用いてMarkdownブロックをさらに充実させることができます!
3.1 HTMLの例
HTML記法に不慣れな場合は、Deepseekに手伝ってもらうと良いでしょう(※ script タグはサポートされていないため、すべてのスタイルはローカルの div 内に記述することを推奨します)。
以下は、上品な告知の例です:
楽しいお出かけに参加しませんか?
皆さん、こんにちは,
笑いと冒険、そして素晴らしい雰囲気に満ちたグループお出かけへ、皆さんをご招待できることを大変嬉しく思います!
2025年11月10日をカレンダーに印し、一緒に探検し、リラックスし、充実した時間を過ごす準備をしましょう。
近日中に日程や集合場所の詳細をお知らせしますので、お楽しみに!
皆さんにお会いできるのを心待ちにしています!
それでは、
イベントチームより

### 3.2 アニメーション効果の例
CSSを組み合わせることで、スライドショーのようにコンテンツを動的に表示・非表示するシンプルなアニメーション効果を実現することも可能です。下記のコードをMarkdownに貼り付けて、その効果をお試しください!
```HTML
<div style="background-color: #f8e1e1; border: 2px solid #d14; border-radius: 10px; padding: 20px; text-align: center; box-shadow: 0 4px 10px rgba(0, 0, 0, 0.2); animation: fadeInOut 3s infinite;">
<h2 style="color: #d14; font-family: 'Arial', sans-serif;">🎉 特別なお知らせ 🎉</h2>
<p style="color: #333; font-size: 18px; font-family: 'Georgia', serif;">ご支援とご注目に感謝いたします!来週の月曜日に特別なイベントを開催しますので、ぜひご期待ください!</p>
<button style="background-color: #d14; color: white; border: none; border-radius: 5px; padding: 10px 20px; cursor: pointer;">詳細を確認する</button>
</div>
<style>
@keyframes fadeInOut {
0%, 100% { opacity: 0; transform: translateY(-20px); }
10%, 90% { opacity: 1; transform: translateY(0); }
}
</style>