コア最適化
シングルラインテキストフィールドでリンクを有効にする
関連ブロックでの関連付け/解除操作のサポート
関連ブロック内で直接、関連付けおよび解除の操作を実行できるようになりました。
ワークフロートリガーのデバッグ
ワークフローの設定中に直接トリガーを実行し、デバッグが可能になりました。
モバイル向け日付コンポーネントの操作性向上
モバイルデバイス上の日付関連コンポーネントの操作体験が向上しました。
フロントエンドパフォーマンスの最適化
- 初期画面の読み込み速度を最適化しました。
- フロントエンドのビルドツールを rspack に変更しました。
- 各プラグインパッケージのエントリーファイルのバンドルサイズを削減しました。
- 大量データテーブルのレンダリングパフォーマンスを向上させました。
- メニュー切り替え時のカクつきを低減しました。
- 新たに
lazy
およびuseLazy
ライブラリを用いたオンデマンド読み込み手法を導入しました。
以下は、lazy
と useLazy
の使用方法の簡単な紹介です:
import { lazy, useLazy } from '@nocobase/client';
// 単一コンポーネントのエクスポート:
const { RolesManagement } = lazy(() => import('./RolesManagement'), 'RolesManagement');
// 複数コンポーネントのエクスポート:
const { AuthLayout, SignInPage, SignUpPage } = lazy(() => import('./pages'), 'AuthLayout', 'SignInPage', 'SignUpPage');
// デフォルトコンポーネントのエクスポート:
const ThemeList = lazy(() => import('./components/ThemeList'));
// フックの返却:
const useReactToPrint = useLazy<typeof import('react-to-print').useReactToPrint>(
() => import('react-to-print'),
'useReactToPrint',
);
// ライブラリの返却:
const parseExpression = useLazy<typeof import('cron-parser').parseExpression>(
() => import('cron-parser'),
'parseExpression',
);
新しいプラグイン
Import Pro
非同期のインポート操作をサポートし、別スレッドで実行されるようになりました。これにより、大量のデータを高パフォーマンスでインポートできるようになります。
参考: Import Pro
Export Pro
非同期のエクスポート操作をサポートし、別スレッドで実行されます。大量データのエクスポートや添付ファイルのエクスポートが可能です。
参考: Export Pro
テンプレート印刷
テンプレート印刷プラグインでは、Word、Excel、または PowerPoint(.docx
、.xlsx
、.pptx
形式に対応)を使用してテンプレートファイルを編集できます。テンプレート内にプレースホルダーや論理構造を設定することで、.docx
、.xlsx
、.pptx
、さらには .pdf
形式など、あらかじめ決められたフォーマットのファイルを動的に生成できます。この機能は、見積書、請求書、契約書など、さまざまな業務文書の作成に広く活用できます。
主な機能
- 多形式対応: Word、Excel、PowerPoint のテンプレートに対応し、多様な文書生成ニーズに応えます。
- 動的データ埋め込み: 定義されたプレースホルダーと論理に基づき、文書の内容を自動的に埋め込みます。
- 柔軟なテンプレート管理: テンプレートの追加、編集、削除、分類管理が容易になり、メンテナンスが効率的です。
- 豊富なテンプレート構文: 基本的な置換、配列アクセス、ループ、条件出力など、複雑な文書生成に対応する構文をサポートします。
- フォーマッター対応: 条件付き出力、日付フォーマット、数字フォーマットなどを提供し、文書の可読性とプロフェッショナルさを向上させます。
- 効率的な出力オプション: PDFを直接生成でき、共有や印刷が容易です。
参考: テンプレート印刷
Audit Logger
このプラグインは、システム内のユーザー活動およびリソース操作の履歴を記録・追跡します。
参考: Audit Logger
ワークフロー:サブフロー
この機能により、あるワークフローから別のプロセスを呼び出すことができます。現在のワークフローの変数をサブフローの入力として使用し、サブフローの出力を後続のノードで利用する変数として活用できます。
参考: ワークフロー:サブフロー
Email Manager
GoogleまたはMicrosoftのメールアカウントをNocoBaseに統合し、メールの送受信、閲覧、管理を行えるようになりました。また、メールをページ内に直接埋め込むことも可能です。
参考: メール: 管理者設定
ファイルストレージ:S3 (Pro)
Amazon S3、Alibaba Cloud OSS、Tencent Cloud COS、MinIO など、S3プロトコルに対応したファイルストレージタイプをサポートします。また、直接ファイルアップロードやプライベートアクセスも可能です。